ムードメッセージ

The best way to cheer yourself up is to try to cheer somebody else up. - Mark Twain

2012年5月13日日曜日

Self confidence is everything. 自信を持つことの力。

すばらしい。動画のタイトルはその名も、
"Three Men vs. Fifteen Hungry Lions"、 3人の男 VS 15頭の飢えたライオン。
3人の男がおもむろに立ち上がり、餌を貪っている15頭のライオンの群れへと向かって行く。ライオンの仕留めた獲物から平然と肉片を切り取り、何事もなかったかのように持ち去って行く。
 何がすごいって、それだけでも凄いのにこのおっちゃん(失礼)たち、ほとんど丸腰に近く、あるのは度胸だけ!
動画開始20秒ぐらいで、はっきりと"Self confidence is everything."(自信がすべて)と言っちゃっている。いやぁ、この度胸を見習いたい!




参考:度胸とハッタリだけで15匹のライオンから堂々と肉を盗む3人の男性 ー GIGAZINE

なんとも最後の後ろ姿がかっこいいです。

自信をもったり、物事に動じないというのはとても大事なことのようですね。
恐怖をまったく感じない女性が強盗に襲われた際、あまりにも動じなかった為、強盗が帰っちゃったという話もあります。
 "女性は30歳のときに強盗に襲われたこともある。体をつかまれ、喉にナイフをつきつけられたが、女性がまったく動じない様子を見てとると、強盗のほうから手を放した。女性はその後、普通に歩いて帰ったという。"
参照:恐怖をまったく感じない女性、PTSD治療にヒントか ーAFP BBNEWS

強盗の脳内では、「なんだ?!なぜこんなに冷静なんだ?!」「まさか、こいつ相当に強いんじゃないか?!」「いや、周りに警察でもいるのか?!」というようなやり取りがあったのでしょうか。それはさておき、これがPTSD治療に応用されるだけならいいですが、軍事方面に利用されたら怖いですね。

ここまで書いてふと思うことがありました。これはボディーランゲージ(身体言語)の力なのではないか?と。以前少しNLPを勉強していたのですが、NLPではボディーランゲージがとても重要視されていました。少し前に話題になったものだとコールドリーディング等でしょうか。

参考 - Wikipedia:NLP: 神経言語プログラミング , コールドリーディング

しかしNLPは人間相手なので動物にも通じるものかと思っていると、以前読んだ「影響力の武器」という本に動物に関する実験があったのを思い出したので、少し紹介してみます。
  影響力の武器 p4 
エソロジー ——自然の場面における動物の研究——という比較的新しい科学の領域に属する事柄なのです。七面鳥の母親は、とても良い母親です。(中略)母親は、自分の翼の下のヒナ鳥の世話をし、暖め、身を清め、寄せ集めるのに多くの時間を割きます。しかし、母鳥たちのやり方には少し奇妙なところがあります。これらの母親の仕事のほとんどすべてが、ヒナ鳥の「ピーピー」という鳴き声が引き金となって始まるのです。
動物には(人間を含む)引き金特徴(トリガー)というものがあり、それによって引き起こされる固定行動パターンがあります。七面鳥の母親の場合、「ピーピー」という鳴き声がその引き金特徴であるので、ヒナ鳥の匂いや手触りは関係なく、ピーピーと鳴けば世話をし、鳴かなければ世話をしないのです。時には鳴かなければヒナ鳥を殺してしまうこともあるようです。
七面鳥の天敵である毛長イタチの人形を使った次のような実験が紹介されています。七面鳥の母鳥は通常人形をすぐ強烈に攻撃するのですが、
  影響力の武器 p5
しかし、その人形の中に小さなテープレコーダーを埋め込んでおき、そこからヒナ鳥のピーピーという鳴き声を流すと、親鳥はその人形が近づくことを許すばかりでなく、それを自分の翼の下に抱き込んでしまうのです。そして、テープを止めると母鳥はその人形に対して再び攻撃をしかけます。
という様に引き金特徴を利用することで動物たちの固定行動パターンを引き起こしたり止めたりすることができるようです。これ、トキの保護に役立てられないですかね。

話が長くなってしまいましたが、つまり、ライオンが仕留めた獲物を横取りに行った男たちは、堂々とすることによってライオンたちの行動を制御しているのかもしれませんね。理論が分かればあなたも実践できるかも?!(笑)

ビデオの紹介だったつもりが、話が思わぬところにいってしまいました。
次回は自信を持って行動した人がどういう結果を残したのか、記事にしてみたいですね。

ハッタリも結果を出せれば実力。 ― 明日を夢見るニート





0 件のコメント:

コメントを投稿